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【小説】象の墓場/楡周平

いろいろなものがデジタル化されるのは
今の時代から見れば当然のように思える。
最近の誰も知る例で言えば、
テレビのアナログ放送がデジタル放送に
完全に移行した。
もっと前の例で言えば、
アナログレコードがCDになった。
そしてフィルムカメラもデジタルカメラになった。

楡周平さんのビジネス小説は面白いものが多いが、
この「象の墓場」はソアラという外資系会社の
フィルムメーカー(そのモデルはコダック)が
デジタル化の波に乗れなかった様を、
日本支社における視点から描いた小説である。

そういえば昔はそこかしこのお店に、
富士フイルムとコダックのフィルムが置かれていた。
そしてカメラ店は次々廃業に追い込まれていった。
この本を読んでから、
量販店の賑わうデジタルカメラ売り場を見ると、
ここに至るまでの多くの人の苦悩が
感じられるようになる。

いろいろな技術革新のおかげで私たちは
便利さの恩恵を受けるが、
その裏でそれまでの技術を支えていた仕事を
失った人達が数多くいることを感じざるを得ない。
企業のトップだけではなく、私たちも社会人も
情報を取捨選択し、自分の置かれている立場が
どうなっていくのかを常に考えていきたいと
改めて考えさせられた。

小説のある部分でこんな言葉がある-
「ビジネスは生き残りをかけた戦いです。
社員がどれだけ会社に愛着を持ち、忠誠を誓っても、
経営が苦しければ、当の会社も社員を切らざるを得ない。
その点からいえば、社員が会社に見切りをつけることも
咎められる行為ではないはずです。」

象の墓場 [ 楡周平 ]

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プロフィール

スタハチ

Author:スタハチ
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好きな作家:横山秀夫/池井戸潤/原宏一/宮下奈都
好きな食物:麺類/豆腐

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